宅建受験は紆余曲折②

12月受験を目指して

前回の話

コロナ禍により試験会場の確保が難しくなったことで、10月と12月の年2回行われることになった宅建試験ですが、少しでも学習時間が稼げるという理由で、2回目の日程で受験したいとういうのが一般的な受験生の心理だと思います。

2020年度のインターネットを使った受験申込は7月1日~7月15日だったのでした。
受験申込期間が始まると、ツイッターのタイムラインに続々と「宅建試験の受験申し込みました!」といった書き込みが流れ始めたので、それを眺めながら「受けなければ受からないのは分かっているけど、どうせ落ちるだろうし、ああ、やっぱ受けたくないな。」と悶々としていました。結局、インターネット申込期限最終日の7月15日、仕事が終わった夕方になってから、出張先のホテルで受験申し込みを完了したのでした。
(申し込み時に添付した証明写真は、スマホで自撮りです)

申し込み完了後に届いたメールで7月15日と確認できます

まさかの…

その後のスケジュールとしては、8月に申し込み受付が完了したことを通知するメールが届き、9月29日に受験票が一般財団法人不動産適正取引推進機構から発送されます。

そして無事受け取った受験票には、

「試験日:10月18日」

の文字…。orz

試験日まではあと3か月以上はあるはずと楽観的に考えていたのに、残り僅か1か月ちょっとに短縮されてしまい、一気に切羽詰まった状況です。

実際この頃には、宅建学習の無料アプリ(無料アプリ紹介の記事にリンクしています)を使った過去問での一問一答を、既に何回も反復して解き終わっており、年度ごとに出題されるモードでも9割ぐらいは正解できるような状況でした。ただ、まだまだ理解の浅い単元もあったので、もっと早い時期からアクセルを踏んでおくのだったと少し後悔していたのは間違いありません。

不幸中の幸い

そして迎えた2020年10月18日試験当日…。

前回の試験会場は某大学の教室でしたが、今回は大きな会議を行うようなイベントホールでした。

私はここでまたしてもミスを犯してしまいます。

不正を防ぐために、試験中机の上に置くことを許可されているのは筆記用具と時計だけです。スマホなどの携帯電子機器は、電源を切った状態で試験前に配られる封筒に入れて、試験が終わるまで封をしておかなければいけません。

さて皆さんは、普段時間を確認するときに何を使いますか?

私は腕時計をずっと着けているのが苦手なので、いつもスマホで時間を確認しています。今回は2回目の宅建試験で、会場でスマホの画面を見ることができないことは十分わかっていましたから、時計を持ってないと試験中時間の経過が分からないのも承知の上でした。でもまあ、試験会場なんだからどこかに時計ぐらいかけてあるはずと楽観的に考えていたのです。
ところが…。

無い。時計がどこにも無いのです。

こちらのイベントホールは、どこを見渡しても時計が無かったのです。過去問の演習では、だいたいいつも49問を1時間以内に解いていたので、全く時間が足りなくなる心配はありませんが、考え込んでしまうと思った以上に時間を消費します。仕方なく、本番は小細工せず問1から順番に取り組み、解答するペースを一定にして、分からなければチェックを入れて、残った時間で見直すという正攻法で臨むことにしました。


あと10分程で試験が始まる時間になったのですが、どうも試験官の皆さんの動きが慌ただしくいっこうに試験問題が配られません。そうこうするうちに、会場の責任者の方から「試験の準備に不備があったため、試験開始を15分遅らせることにいたしました。」というアナウンスがありました。時計を忘れた私にとって、これは不幸中の幸いです。なぜなら、試験終了の時間についても何らかのアナウンスがあって、残り15分であることを知らせてくれて当然だっと思ったからです。本来の試験終了時間になると、案の定先程と同じ試験官の方から「遅れて開始したので、あと15分で試験終了です。」とのアナウンスがありました。

この時点で既に2回目、3回目の見直しに入っていたので、何問か自信を持って解けなかった問題もありましたが、少なくとも時間切れになることはなく、マークミスが無い事を確認して、15分後に無事試験を終えたのでした。

そして戦慄の自己採点…。(「宅建試験挑戦の経緯③」に続きます)

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