宅建受験は紆余曲折①

きっかけは不動産投資

初めて宅建試験を受けようと思ったのは2014年のことだと思います。

なぜ「思います」なのかと言うと、ちょうどその年に収益物件として初めて中古の区分マンションを購入したことで不動産に興味を持ち、「宅建なんて簡単だろう」と思いながら購入した1冊の教本が2014年度版で今でも残っているからです。

その教本は何でも語呂合わせで覚えるように書かれているのですが、その語呂自体が全く暗記できず、結局その年は受験せず購入した教本もほとんど使わないまま本棚で眠っていたのでした。


それから約4年が経ち、所有する収益物件数が増え運営も安定してきたので、改めて宅建受験を検討しました。

他力本願の末路

4年前の教本であっさり出鼻をくじかれたので、今度は有料の講義を受けるなど、多少お金がかかっても構わないから確実に合格できるようにと考えました。

この時点で、すでに他力本願でダメですね~。

昼は会社に行って、夜予備校というのは50過ぎのオッサンにはさすがに厳しいので、通学という選択肢はありませんでした。従ってそれ以外の確実と思われる方法として、2018年の宅建試験が実施されたすぐ後に、某大手の通信講座に申し込みました。

その講座はネットでの評判が良く、合格率も70%台と高いので、初学でも何とかなるだろうと軽く考えていたのです。

(重要事項の説明や、売買契約を何度か経験しているので楽勝だ~というおごりも多少ありました)

届いた教材には教科書、過去問集に加えDVDも含まれていて動画でも学習できますし、専用サイトからは教科書や音声ファイルもダウンロードできるという、至れり尽くせりの内容です。

さらに、「いつまでにどの科目を勉強しなさい」、「過去問はここをやりなさい」とスケジュールも管理してくれます。

と聞くと 、この講座を受ければ誰でも受かりそうな気になりませんか?

ところがどっこい、自分はどちらかというとだらしない方の人間なので、期日を区切って予定通りに学習したり、ましてやその情報を逐一確認するとかできません。

結局、教科書は一通り目を通しただけ、DVDは殆ど開封せず、過去問は宅建業法の最初の5ページ、本業での移動中に時々音声を聞いたぐらいの状態で試験当日を迎えました。

結果はもちろん不合格でした。

自己採点の点数は恥ずかしくて言いたくないのですが、同じような境遇の人に是非希望を持っていただきたいので公開します。

たったの23点…。

(ちなみに、2019年の合格基準点は35点でした)

箸にも棒にも掛かりませんね。

まあ正直勉強不足だったので当然と言えば当然の結果ですが、数か月後に翌年受験することを考えた際、次の手をどうしようかとても迷いました。

だって書籍での独学がダメ、通信講座もダメ、となると通学するしかないじゃないですか。

再挑戦の試練

でもお金はかかるし、ちゃんと出席しなければついて行いけないし、そもそも、50過ぎて資格試験なんて相当勉強しないと無理なんじゃないかとあきらめかけたりと、悶々とする日が続き、ついに2020年6月5日に試験日程告知の日を迎えました。

(ちなみに、和田京子さんという方は79歳で宅建試験に合格して「和田京子不動産株式会社」を起業されました。年商5億だそうです。)

皆さんご存じかと思いますが、2020年度の宅建試験はコロナの影響で試験場の確保が難しくなったという理由で、10月と12月の2回に分けて行われるとの発表がありました。普通に考えれば、申し込むのが遅ければ遅いほど12月受験組に振り分けられる可能性が高くなって、少しでも学習時間を長くとれるようになるはずです。(ラッキー!)

だったら、極力ぎりぎりまで申し込まないでおいて、万一申し込むのを忘れたらまた来年でいいやぐらいに軽く思っているうち、ついに申し込み期間が到来して…。(「宅建試験挑戦の経緯②」に続きます)

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