二つ三つ同時にこなせるほど器用じゃないので…
もう一つ欲しかった資格
前回の投稿が5月17日となっているので、3ヶ月ちょいぶりの更新となってしまいました。
ちょうどその頃、第二種電気工事士試験受験の準備を始めた関係で、そっちの勉強に集中したくてブログの更新を止めていました。手先はそこそこ器用なのですが、時間の管理については不器用なもので、試験勉強中はなんとなくブログ更新する気になれなかったんです。

第二種電気工事士の免許を取得すれば、物件のリフォームにおけるDIYの幅が広がります。
- 各種スイッチ類の交換
- ダウンライトの設置
- AC直結式インターフォンの設置
- ダクトレールを使った照明の設置
- コンセントの増設
- 共用部の外灯の設置
- AC直結式換気扇の設置
エアコンの取り付け・取り外しにおける電気部分は、コンセントを差し込むだけなので、電気工事士の資格は必要ありません。(極論を言うと扇風機をコンセントに繋ぐのと同じです)逆に特殊な工具や、ある程度の経験を要すので電気工事士の資格を取ったからといって、すぐに着手するつもりは今のところありません。
宅建試験のおかげ
第二種電気工事士の資格取得は、実はこれまでに何度かチャレンジしようと思って、問題集を買って眺めてはいたのですが、社会人になって20年、30年も経つと、すっかり勉強の仕方を忘れてしまっていて、頭に入ってこなくて諦めていました。
それが去年の宅建試験向けに勉強したことにより、なんとなくコツというか勘のようなものが戻ってきたようで、割とすんなり勉強を続けることができました。
第二種電気工事士は技術系の資格なので、宅建試験とは異なり学科試験と技能試験に分かれています。令和3年度については学科試験の実施が5月30日、学科試験の合格発表が7月2日、技能試験の実施が7月17日そして、発表が8月20日という長い道のりでした。

学科試験の合格点は60点と比較的低く設定してあります。宅建試験のように毎年合格点が変わる試験ではないので、自己採点で60点を上回っていれば一安心です。(ちなみに、今回の試験では初見の問題2問と苦手な問題1問を間違えただけでした)
一方技能試験では、実際に回路図を見ながら電気回路を組み立てるのですが、何度練習しようが当日間違えたり、時間が足りなくて完成させることができなければ不合格です。しかもどこで何を間違えたかは自分で分からないので、かなり入念に準備して時間に余裕をもって組み立てることができましたが(40分の試験で25分ぐらいで終わりました)、やはり合格通知をもらうまでの1か月間は不安な毎日をすごしました。
試験勉強の流れ
第二種電気工事士の勉強で用意した教材は、宅建試験の時とほぼ同じです。まず、練習問題が掲載された教科書。実はこの教科書10年近く前に購入したものなのですが、第二種電気工事士の試験範囲や問題はほとんど変わっていないため、新たに買うのをやめて古いものを使い倒すことにしました。
次に過去問集。これについては、新しいものの方が良いだろうと受験申し込みと同じタイミングで令和3年度版を購入しました。
そして最後はネットです。無料アプリを探したのですが、あまり良いのが無かったため10年分の過去問と解説が掲載されているサイトを見つけて、過去問の反復練習に使いました。

過去問の反復、年度ごとに50問回答と繰り返す中で、だいたい7割は取れていましたが、念には念を入れてと過去問の反復を繰り返すうち、試験直前ではだいたい9割正解できるようになっていました。宅建試験でもそうですが、合格点ギリギリを目指す試験勉強ではなく、当日の緊張によるミスなどを考慮して、合格点を大きく上回るぐらいの試験勉強をしていないと、なかなか当日点数は取れないと思います。
この合格点を上回るための勉強は何かというと、教科書の知識だけではなく過去問で網羅される広い範囲の出題パターンへの対応だと考えています。何度も繰り返していますが、とにかく過去問の反復が大事です。
あと一つ
実はあともう一つ受けようと思っている試験があって現在勉強中です。主観的な見方で恐縮ですが、この試験(合格したら何の試験だったかあきらかにします)は宅建試験や第二種電気工事士試験に比べれば、難易度が低めなのであと2、3週間勉強すれば何とかなりそうです。
元々勉強はあまり得意でないし好きでもないので、大学の受験勉強が終わって試験勉強からは解放されたはずだったのですが、まさかこの歳になって一日何時間も勉強しなければいけなくなるとは思っても見ませんでした。
とはいえ受験勉強と違って、資格試験では合格したという充実感だけでなく、その分野における(一応)専門家として免許を貰った翌日から業務を遂行することができるようになる点は、非常に良かったと思います。

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